2012年12月20日木曜日

竹島=独島問題入門 内藤正中

竹島=独島問題入門 書評
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竹島=独島問題入門―日本外務省『竹島』批判



説得力があって、わかりやすい



内藤氏を批判するブログをいくつか目にしたので、どんな本なのか
興味本位で読んでみました。
ブログで批判されていた内容とは大きく違って資料が明示され
とても説得力がありました。
驚いたのはヒステリックに一方的に引かれたと思っていた李承晩ラインが
実はマッカーサーラインを継承したものだったことです。
また竹島をめぐって4人の日本人犠牲者がいたことは知っていましたが、
韓国独立前に30余人の韓国漁民が米軍の爆撃演習の犠牲になっていたことを
知りませんでした。問題は単純ではなく東西冷戦に対する米国の思惑に
左右された島でもあったようです。
なぜ外務省が現在の様な主張をするのかを考えると地元で利益を得られる...
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投稿日: 5か月前 投稿者: フミヤ





自分の国を売って何を得る気なのか


内藤氏は、1905年の日本の竹島の島根県編入は、武力によって為されたものであるので違法と断言されているが。
しかし当時の韓国側の資料を調査しても、韓国が領土と認識していたのは鬱陵島までであり、竹島に関しては領有の意思は確認される資料が存在しない。
また、そもそも武力による領土獲得が国際法で禁じられたのは、第一次世界大戦後のパリ不戦条約からであり
島根県編入時点では国際法の上で問題とされるものではない。
道理や倫理の問題として許せないと主張するのは、ただの論点のすり代えに過ぎません。
何故なら、このような論理が正当化されるのであれば、朝鮮半島はいまだに日本の領土であり、連合国が無理やり奪ったと日本人が主張するようになれば韓国側もそれを尊重する必要が出てくる。...
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投稿日: 2010/4/3 投稿者: とも



説得力があって、わかりやすい, 2012/9/19

By フミヤ - レビューをすべて見るAmazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 竹島=独島問題入門―日本外務省『竹島』批判 (単行本)
内藤氏を批判するブログをいくつか目にしたので、どんな本なのか
興味本位で読んでみました。
ブログで批判されていた内容とは大きく違って資料が明示され
とても説得力がありました。
驚いたのはヒステリックに一方的に引かれたと思っていた李承晩ラインが
実はマッカーサーラインを継承したものだったことです。
また竹島をめぐって4人の日本人犠牲者がいたことは知っていましたが、
韓国独立前に30余人の韓国漁民が米軍の爆撃演習の犠牲になっていたことを
知りませんでした。問題は単純ではなく東西冷戦に対する米国の思惑に
左右された島でもあったようです。
なぜ外務省が現在の様な主張をするのかを考えると地元で利益を得られる
人たちの陳情を無視できないからでしょうか。
このような本が非国民扱いされて抹殺されずに堂々と出版されることに
日本の健全さを感じました。 レビューを評価してください
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自国の罪と向き合う勇気を持つべき, 2012/9/12

竹島問題は、明治以降の日本の韓国併合の歴史と深い関係があります。そのことを無視して、竹島問題は、歴史とは関係ないとする態度は不誠実であり、それこそ傲慢でしょう。

歴史の事実として、明治10年(1877年)に明治政府が出した「太政官指令」文書に「竹島外一島の件は本邦と関係なしと心得るべし」とあります。日本政府は長年その事実を隠してきましたが、国立国会図書館でその事実を示す公文書が見つかり、言い訳ができなくなりました。ただ、その後、外務省は、そこで言われている「竹島」や「外一島」は、現在の竹島ではないと主張しています。内藤氏は、そうした外務省の主張がいかに不誠実であり、こじつけであるのかを本書にて丁寧に議論しています。

初めから、「竹島は日本の領土」という前提で思考停止するのではなく、日韓の歴史を丁寧に考察してゆく中で、日本が竹島をどのように自国に編入していったのかを考えるべきでしょう。尖閣諸島の問題と違って、竹島の領有権の問題は、それほど簡単に日本の領土だと言えるものではありません。明治政府が出した太政官指令文書の問題を始め、日本が竹島を領土に編入した1905年が、日本の朝鮮半島植民地化の過程(日本は、1904年に中国大陸に進出していた日本軍の圧力を背景に、韓国に日韓条約を締結させ、保護国化し、事実上の外交権を奪っていた)、であることを考えた時、日韓双方とも、丁寧な歴史の検証を通して、竹島問題を考えるべきです。

日本がかつて隣国を侵略したという歴史の事実と向き合うこと、そして竹島問題の背後には、そうした歴史の問題があると主張することは、決して、自国を売ることでも、自国を裏切ることでもありません。自国の罪と向き合い、悔い改める勇気を持つことこそ、真の意味で国を愛することに通じると信じます。

英国の歴史家EH・カーが言うように、「歴史とは現在と過去との対話」です。今私たちが、どれだけ過去の歴史と真摯に向き合うことができるのかが問われています。 レビューを評価してください



内藤氏は正しい, 2012/9/3

独島は韓国領だと考える内藤正中の主張は実に正しい。
日本は歴史資料を捏造し、100年ほど前に勝手に日本領だと言っているに過ぎない。
外務省も、そういうことがわかっているから、韓国政府に強く出られないのだろう。
世俗の争いについては、私は本来どうでもいいと思っているのだが、この件に関しては、我が国は敗北を認め、独島を韓国領だと公式に認めるべきだと思う。




外務省批判よりも、もっと先にあるもの, 2012/3/2

外務省の局長や次官を見ると、旧華族のような姓名だ。
結局、東大で家系も重要な時点で彼らが日本を守ろうというのが違うと思う。
新卒でしかほとんど入れない官庁を改造をしないとだめだ。
だから、抽象的に外務省を批判をしても意味がないと思う。
ただ、外務省にプレッシャーを与える意味では効果があると思う。
だから、★3つ。
もっと、外務省などのキャリアになっている人間の実態を調べて書いて欲しい。
特にノンキャリなんかは外務省と一括りにされるのは嫌だろう。
上が腐っているから、こんなことになっているし。 レビューを評価してください



自分の国を売って何を得る気なのか, 2010/4/3

By とも "tomo" (広島県)

内藤氏は、1905年の日本の竹島の島根県編入は、武力によって為されたものであるので違法と断言されているが。
しかし当時の韓国側の資料を調査しても、韓国が領土と認識していたのは鬱陵島までであり、竹島に関しては領有の意思は確認される資料が存在しない。
また、そもそも武力による領土獲得が国際法で禁じられたのは、第一次世界大戦後のパリ不戦条約からであり
島根県編入時点では国際法の上で問題とされるものではない。
道理や倫理の問題として許せないと主張するのは、ただの論点のすり代えに過ぎません。
何故なら、このような論理が正当化されるのであれば、朝鮮半島はいまだに日本の領土であり、連合国が無理やり奪ったと日本人が主張するようになれば韓国側もそれを尊重する必要が出てくる。
ついでに申し上げれば、韓国は対馬や沖縄も韓国の領土と主張する事があります、これも日本が武力で奪っただけとのことですから、韓国の立場を尊重するなら対馬や沖縄の返還にも応じる必要が出てくる。
このように議論は際限なく拡大するから、国際法というものが存在するのですから

さらに1900年の太政官令によって、鬱陵島と他一島は日本の領土ではないとの見解が示され、この他一島が竹島であると内藤氏は主張するが
しかしこれは当時、領有権が問題となっていたのは鬱陵島に関して示した政府の見解であり。竹島に関しては如何なる記録を調べてもそのような記録はない。
当然、ここで問題となる他一島に関しても鬱陵島の事だと考えられる。

鬱陵島には多数の属島が存在し、その中でもっとも大きな竹嶋又は観音岩の事を示すと解釈するのが普通です。
竹島は鬱陵島から90キロも離れている事から、これを属島と考えるのは無理があり、現に過去の国際法廷の判断でも40キロはなれた島を属島と看做す事は出来ないとの判断も示されています。

そもそも内藤氏は竹島が韓国の領土と主張する、ほとんど唯一の法文学者ですが
共産主義に傾倒し、特に北朝鮮との主体思想に染まり、日教組の主体思想の勉強会の講師を務めるなど
イデオロギーが実に偏った人物と言うしかない。
竹島は韓国領土と主張する日本の学者として、韓国では竹島問題が紛糾するたびに持ち上げられるが。
しかし北朝鮮に傾倒して、主体思想を広めようとする人間が韓国で良識的だと信じられるのは妙な事だ。
結局、韓国は彼は日本人だから認めている、日本側も本心では独島(竹島の韓国側の呼称)は韓国のものだと認めている証拠だ
このように言いたいから取り上げるだけでしょう。
もし内藤氏が韓国人であれば、間違いなく売国奴と罵られ、韓国では外国勢力と手を組んで民衆を扇動する人物を逮捕する
外患扇動罪という刑罰が存在するそうですから、それで逮捕されてしまうでしょう。
そういう人物であることを理解した上で彼の主張を考えてください。 レビューを評価してください
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竹島=独島問題入門―日本外務省『竹島』批判 作成者 内藤 正中 (単行本 - 2008/10)¥ 840
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