2012年12月23日日曜日

太政官指令文に対する下條正男の見解を中心に 保坂祐二

太政官指令文に対する下條正男の見解を中心に
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見出し/責任表示事項
'竹島問題研究会'の '竹島問題に関する調査研究最終報告書'の問題点 : 大政官ジリョングムンに対するShimojoMasaoの見解を中心に = 島根□ '竹島問題□究□'の '竹島問題に□する調査□究-最終報告書'の問題点 : 太政官指令文に□する下條正男の見解を中心に / ホサカ維持

著者: ホサカ維持, 世宗大学校人文大学教養学部(日本学専攻) 助教授 E-MAIL: hosaka@sejong.ac.kr


2007年5月、下条正男教授が座長を務める島根県「竹島問題研究会」は、2年間継続した「竹島問題に関する調査研究」を終え、「最終報告書」を提出した。

この最終報告書の中で、下条正男は1年前の中間報告で認めた内容(=太政官が松島「独島」を日本領ではないという指令を出したこと)を翻し、再び太政官指令の中に登場する「竹島外一島」のうち、竹島は実際には存在しない島であり、外一島は松島ではあるが欝陵島であって、独島ではないと主張した。

彼は、2005年の著書と2006年の中間報告では、外一島を独島と認め、1877年に太政官が欝陵島と独島を朝鮮領と認めたことを告白した。しかし2007年の時点で、彼は再びそれを翻した。彼は、太政官はシーボルトが誤って記した日本地図を見て、そこに記載されたアルゴノート(Takashimaとも記載、存在しない島)とダジュレー(Matushimaとも記載、経緯度から欝陵島である)を「竹島外一島」として版図外宣言をしたと主張する。しかし、太政官がシーボルトの地図を見て判断したという資料的根拠はどこにも存在しない。

太政官指令文の中に記載された松島に関して精密な分析をすれば、紛れもなく今日の独島を指していることが判明する。指令文に添付された「磯竹島略図」を見ても「竹島外一島」が現在の欝陵島と独島であることは一目瞭然で誰にでも分かる。下条が良心を捨てた歪曲行為を繰り返すのは、韓国側は騙せなくとも、専門知識の無い日本の国民と日本政府を騙せると考えているからであろう。


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